2008/07/15

夏休みの目標

Y先生の宿題で読破したフランスに関する本の列挙と書評が出たので、今年の夏はいーっぱい本を読もうと思います。

とりあえず目標は20冊。無理かな・・。

モーパッサンの短編集2冊と
コクトー『山師トマ』と
バタイユ『マダム・エドワルダ』と
『澁澤龍彦』と
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』と
(こないだ見つけたの!!しかも東京駅で!!河出書房万歳☆解説は澁澤さんです)
サドの『恋の罪』(サドを読むの久しぶり)
その他澁澤龍彦の本4冊と
・・・は読むこと決定済み。というか買ってあるから確実に読む。
バイト先までの2時間の通勤時間(往復4時間)暇なので読書時間にします。
なんか色々読みたいものがあるので、いっぱい本屋に行こうと思います。
アンドレ・ブルトンとかも読みたいしー。
シュルレアリスム論とかも色々読みたいし
ギリシャ神話読みたいし、
O嬢についての論文とかも読みたいし。

あとは
渡瀬悠の『思春期未満お断り』のフラ語版マンガの読破と、
O嬢のフラ語版マンガの読破。
フランス文学史の読破。
澁澤さんの『悪魔のいる文学史』読破(難しくて読めない)
が理想。

そしてバイトだけの日はなるべく3時間はフラ語勉強したいです。
ちゃんとしゃべれるようになっておFranceでおいしいワインを飲みたいです。
がんばります。

2008/07/02

ハンス ベルメール Hans Bellmer について





















 ベルメールの球体人形の美しさは、ゆがんだ姿勢に折り曲げられたときの腰のラインにあると思う。
 仰け反るような姿勢の写真をみて、そうおもった。私にはもちろんロリータ趣味はないので、少女らしい貧乳とか、幼い顔立ちには全く惹かれないけれども、無表情に苦しそうな体制を耐えている人形は、非常にエロティックに見える。
 髪がないとか、服がないとか、涙や赤みがなくとも、肌の色と丸みがあれば十分なのかもしれない。